チュートリアル
以下はゲーム内で表示されるチュートリアルの日本語訳である。ゲーム内のチュートリアルは情報が古いため適宜正しい情報に読み替える必要があるが、ある程度の参考にはなるだろう。
これは"Heart of Galaxy"の簡易手引書である。この手引書は指針に過ぎず、君たちの自由な挑戦に期待する。
最初の一歩
まず初めに"Heart of Galaxy"で行うべきは、資源の安定した収入を確立することだ。最初に必要となる資源は、Mining Plantから産出される鉄鉱石(Iron)である。Mining Plantの施設はextractionタブ(つるはしアイコン:)にある。リスト内の施設のすぐ下、+アイコン:をクリックしたまえ。
充分な産出量の鉄鉱石(15-20/s程度)を確保したら、次の重要な資源、メタン(Methane)の産出を始めよう。Mining Plantと同じタブにMethane Extractorが見つかるはずだ。メタンは特定の施設が消費する燃料(Fuel)の生産に必要だ。Methane Extractorを必要なだけ建造すれば、メタンを燃料に変換できるMethane Processorを建造し、稼働できるだろう。productionタブ(工場アイコン:)の中だ。
さて、それでは鋼鉄(Steel)の生産を始めよう。鋼鉄はFoundryで生産されるが、黒鉛(Graphite)と鉄鉱石、燃料を消費する。前述の手順を踏んでいれば、既に鉄鉱石と燃料については準備できているだろう。そして黒鉛の産出にGraphite Extractorの建造が必要だ、と理解しているのではないだろうか。これらの基本的な資源の生産量が十分に確保できたなら、Foundryを稼働させよう。
おそらくもう承知の事と思うが、いくつかの施設はマイナスの生産量を持っている。つまりこれらの施設は毎秒ごとにその資源を消費する。消費する資源が提供されない場合には、その施設は一切の生産を行わない! 特定の資源が不足している場合には、施設を(一時的に)非稼働(電源アイコン:→)にしたり、解体(×アイコン:)したりすることで、生産量をプラスに調整することが可能となる。
エネルギー(Energy)
エネルギーは特殊な資源である。エネルギーは鉄鉱石や鋼鉄などとは異なり、生産するだけで溜めておくことができない。エネルギーは生産量(Production)と消費量(Consumption)に分けて扱われる。他の資源とは異なり、消費量が生産量を上回っても、エネルギーを必要とする施設が完全に停止することはない。ただしその場合には、エネルギーを必要とする全ての施設の生産量は(エネルギー生産量)/(エネルギー消費量)の割合で減少する。つまり、実際のエネルギー生産量が100であるにもかかわらず、1000のエネルギーを消費しているような時には、エネルギーを必要とするすべての施設はその生産能力の10%分の生産しか行わない。
ゲームの初期においては、エネルギーは燃料から生産される。energyタブ(稲妻アイコン:)の中からSmall Generatorを建造すればよい。Small Generatorの生産エネルギーは多くなく、わずかな施設の消費量を満たす程度である。
研究(Researches)
ResearchタブからResearch Pointsの投資を行うことによって、施設の効率を向上させ、さらに新たな施設の建造が可能になる。Research Pointsは、Researchタブ(研究アイコン:)内のLaboratoriesから得られる。Laboratoriesは高価だが、生産性の向上のためには必須の施設だ。また、Laboratoriesの稼働にはエネルギーを必要とする。
鉄鉱石や鋼鉄のような基本的な建築資源の生産性を向上させるために、GeologyおよびMaterial Scienceの研究を始めよう。研究が進みGeologyのレベルが4になれば、Metal Collectorの建造が可能になる(extractionタブ:内)。この施設はエネルギーを必要とするが、チタン(Titanium)とウラン(Uranium)が採集できる。チタンはより高度な施設や宇宙艦船の建造に必要な資源だ。ウランはゲームの中盤で大量のエネルギーを生産するために使用されるであろう。またMaterial Scienceを8レベルにすれば、プラスチック(Plastic)の生産を行うPlastic Factoryが建造可能となる。
他にも重要な施設が研究を進めることで建造可能となる。特に重要なのはChemical Engineeringだ。この研究を進めることによってThermal Power Plantの建造と、メタンよりも燃料への変換効率がよく、より高度な資源であるプラスチックの生成時に要求される原油(Oil)の生産が可能となる。
最初の植民
"Heart of Galaxy"の目的は、資源を生産することではない。その資源を用いて他の惑星に植民し、征服することだ。その準備ができたのなら、Interstellar Travelの研究を進め、銀河の地図の探索に出かけよう。同時に宇宙艦船を建造するShipyardが建造可能になる。宇宙艦船の建造は施設と同様に、艦船名の下の+アイコンをクリックすればよい。Shipyardを出ると、建造した艦船は自動的にグループ化されて一つの新しい船団となり、fleetメニューから操作が可能となる。船団へは以下の操作が可能だ。船団の合併および分割、そして指定した別の惑星への移動。また資源を積載しその後に別の惑星に下ろすこともできる。これらの操作は船団名の下のクイックボタンもしくは、船団をクリックすると右側に表示される船団の情報の下部にあるアクションボタンから実行する。
宇宙艦船は大きく3つの種類に分けられる。植民船、輸送船、戦闘艦だ。植民船、つまるところVitha Colonial Shipが、惑星への入植が可能な唯一の船である。輸送船のみで入植を行うことはできない。少なくとも1隻の植民船を含んだ船団でなければ、メニューからColonizeを実行することができないのだ。そして入植時に植民船は解体されてしまう! また植民船は資源の積載ができず非常に遅い。船団の速度は船団に含まれる艦船の中で一番遅い艦船の速度となるため、注意が必要だ。
他の惑星に入植したり、征服したりすることで、特定の惑星でしか産出することができない希少な資源の入手が可能となる。砂(Sand)は例えば、AequoreasとDesert planetのみで産出される。氷(Ice)はVasilisのようなIce planetのみで産出され、水素(Hydrogen)の産出はGas Giantからのみだ。もっとも、水素はいずれ水(Water)からの生成が可能になるのだが……。惑星から産出可能な資源はその惑星の情報画面から見ることができる。もしその惑星に"資源名: xN.NN"の表示がない場合には、その惑星からその資源は産出されない。たとえばVasilisには黒鉛の表示がなく、Promisionには氷の表示がない、などだ。たとえすでにある資源を産出する惑星を支配していても、別の惑星への入植によってもう一つ別の収入源を得ることができれば、より多量の資源を手に入れることができるだろう。
- 最終更新:2020-03-18 20:34:16